Onlineshop men's clothing
no. m-171
Harris Tweed(ハリス・ツイード)のくるみボタンジャケット。
ハリス・ツイードは19世紀中頃、普段着にウールの作業着を作っていたハリス島の織り手に、ある伯爵の未亡人がタータン柄をツイードでコピーさせ、イギリスに広めていったのが始まりだと言われています。素朴でしっかりとした手触りが特徴のウール100%素材で、スコットランド北西のハリス島に生息するヘブリディアン・ブラック・フェイス種という羊の毛を用いて、手織り職人が伝統的製法で仕上げたものだけがハリスツイードと呼ばれます。生産工場は数少なく、検査にパスしたものだけにその証明としてマークをつけることが許されているため、そのクオリティの高さと希少価値は折り紙付きです。
こちらのジャケットはそのハリス・ツイード地を用いてアメリカで仕立てられたもので、くるみの2つボタン(袖口は3つボタン)に、深いセンターフックが入ったトラッドな形です。フラップ付きのポケットが2つと胸ポケット、内ポケットが1つ付いています。ベージュに深緑、こげ茶、レンガ色が混じった深みのある色合いで合わせやすく、一生ものとして長く愛用できそうな一着です。