What's New *Diary_Dec.2002
12/31(tue.)

今日はお店で大掃除でした。大掃除の常であまり関係ない細かいところに熱心になってしまって、かなり時間がかかってしまいました! もうあと数時間で2002年も終わりです。 お店がオープンして1年半、ウェブサイトが9月にオープンして4ヶ月、お店に遊びに来てくださったり、HPを覗いてくださったみなさま本当にありがとうございました。
年始は3日からオープンです。またみなさまにお会いできるのを楽しみにしています。これからもどうぞよろしくお願いいたします!



12 /26(thu.)

昨日はFabulous Old Bookさんの2周年のお祝いとクリスマスのお食事会に行ってきました。ファビュラスさんにおじゃまするのは久しぶりだったのですが、かわいい絵本や人形たちに囲まれて、シャンパンや中華、ケーキまでいただいて、とっても楽しかったです! ファビュラスのオーナー村田さんのおススメの漫画は、梶原一騎の自伝的漫画「男の星座」。意外なチョイスに驚かされましたが、かなりおもしろそうです!

長らくお待たせしていましたが新着商品アップしました。今回はイギリスのニット類がメインです。写真ではモヘアニットのけぶるような質感や微妙な色合いがなかなかお伝えできないのが残念なのですが、画像をクリックすると拡大写真と詳しい説明が出ますのでそちらを参考になさってくださいね。 まだまだストックの画像がたくさんありますのでこれからどんどんアップしていきます!



12/25(wed.)

今日は定休日ですが、少しお店に来てみました。
このところばたばたしていて更新が滞っていましたね…。とりあえずメリークリスマス☆  みなさん楽しいクリスマスをお過ごしくださいね。今からfabulous old bookさんのクリスマスパーティーに行ってきます。 もうすぐ新着もアップします!



12/16(thu.)

stereolabの中心メンバーである、Mary Hansenが9日に交通事故で亡くなられました。このニュースを聞いてしばらくたった今も、あまりに突然なことで本当な気がしません。ステレオラブのメンバーは次のように発表しているようです。

"It is with great regret and deep sadness that we announce the death of Mary Hansen. "Mary, vocalist and guitar player with Stereolab since 1992, died in a cycling accident in London on December 9, 2002. The suddenness of her death has shocked the band. Mary was a special person. Our thoughts are with her family and friends who will miss her greatly." ("我々はメアリー・ハンセンの死を公式に発表することに、深い遺憾の念と悲しみを感じています。1992年以来ステレオラブのボーカリスト、ギタリストであるメアリーは、2002年12月9日、ロンドンで自転車事故により亡くなりました。あまりに唐突な彼女の死は、バンドに衝撃を与えています。メアリーは特別な人でした。我々の思いは彼女の死を悼む彼女の家族、友人達と共にあります。")

彼女とは2回ほど会っただけですが、いつも物静かでクールな人という印象でした。こんな時は、どんな言葉も浮かびません…。心からご冥福をお祈りします。

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今週また新商品がたくさん入荷の予定です。新着商品アップの方が遅れていますが、もうしばらく、どうぞ気長にお待ちくださいね。



12/9(mon.)

今日はかなり寒い1日でしたね。雨も降っていましたし…。 ということで1日中新着商品アップに熱中して、力尽きてしまいました。今回の写真の一部がなぜか画像が荒く、見づらくなっています。改善できそうであれば、またトライしてみますのでご了承ください。イタリアのスカーフたち、どれも発色が良く、かなりおすすめです。それでは今日はこの辺で♪



12/5(thu.)

「べっぴんの町」(後編)
そのお客さまの言葉が本当か、ビルの大家さんに尋ねてみると、「そうそう、なつかしいわあ、もっくんと鶴瓶さんと、写真撮ってもらったよ」と言うではないですか。やっぱり本当だったのかーと思いながら、さっそくそのお客さまから送っていただいた「べっぴんの町」をわくわくしながら鑑賞してみました。

そのお客さまは、「神戸の人が観ると、なんだこれはー!?神戸って他の人からはこんな町だと思われていたのか…と思うんじゃないでしょうか。」と言われていたのですが、まさにその通りでした。しかももろ「80年代」のバブリーなエッセンスが炸裂しています。お客さまいわく「お洒落なカフェ・テラスで小粋な会話をしてみたり、豪華客船でクルージングしてみたり、パブで外人と乱闘騒ぎになったり」…、うーん確かに、「ハイソでスノッブでエキセントリックな港町・神戸」ですー! そこに「柴田恭平」なのですから、ちょっと危険な香りなんです。「令嬢と娼婦のふたつの顔を持つといわれる街・神戸(に、柴田恭平はごくしっくりと馴染んでいた)」で、夜な夜な「モノホンの強姦ショー」が繰り広げられていた…(パンフレットより)、ってほんとに一体どんな街なんだー!!と言いたくなってしまいました。もちろんタイトルの「べっぴんの町」というのも神戸のことです。

そして注目のケンスビルはどこで使われているかというと、物語の中心、柴田恭平扮する私立探偵が隠れ家としている建物なんです。中国人テーラー(笑福亭鶴瓶)が経営する仕立て屋の上の階に潜んでいるのでした! つまりスペイスモスの場所!! 1階のテーラーというのはもちろんヘンリーコットンズさんです。いつも通っているレンガの階段のところで、柴田恭平ともっくんが会話していたりして、思わず興奮してしまいました。

けれどもそのお客さまの名誉のために断っておきますと、実はとてもストイックでプラトニックな純愛映画なんですよ。鑑賞後その方が、浅田彰ばりの高尚な批評を送ってくださって、自分の浅はかな、色物的な鑑賞を反省しその方を尊敬したのでした…。
もしも興味の湧いた方は、古いレンタルビデオ屋さんにはあるということですので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?
   


12/2(mon.)

「べっぴんの町」(前編) 
spacemothは、神戸トアロードの「ケンスビル」という建物の3階にあります。1階と2階にヘンリー・コットンズという老舗の洋服屋さんが入っていて、その脇の、細く曲がりくねった階段を登っていった先にスペイスモスがあるので、初めて来られた方にはちょっと分かりにくいかもしれません。 でもこのケンスビル、つくりは少し変わっていますが、レンガ造りの古いビルでよく見るとなかなか趣があるのです。なのでこれまでに映画やドラマのロケ地としてよく使われたそうです。全然知りませんでしたが…。

そんなことを知るきっかけになったのは、去年の今ごろ、「このビルは、『べっぴんの町』で使われていなかったでしょうか?」というお客さまが来られたからなんです。それでいろいろお話していると、映画に出てくる建物と、外観が同じなのだそうです。
「べっぴんの町」というのは、主演・柴田恭平、全編オール神戸ロケが目玉の89年に公開された映画だそうで、その方はわざわざ東京から、その映画のロケ地を訪ねてまわっているとのこと。 「物好きな方もいるものだなあ」(スミマセン!)と思いながらも、とても興味があったので、その方が映画のビデオとパンフレットを貸してくださることになりました。

物語のあらましは、少年院の元・教官でアマチュア私立探偵の「私」(柴田恭平)と謎のマドンナ(田中美佐子)が、「ハイソでスノッブでエキセントリックな港町・神戸」を舞台に繰り広げるハードアクション・ロマン。(パンフレットより) 柴田恭平の少年院時代の教え子、「若きエリートやくざ」にもっくんこと元木雅弘、謎の女子高生美少女に和久井映見とつみきみほ、そして中国人のテーラーに笑福亭鶴瓶…今から見てもかなり豪華なキャストで、どんな映画か気になってしまいますよね!
その映画について、それからどこにケンスビルが使われているのかは、長くなってしまいましたのでまた次回ということで…。 (つづく!)
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